箱根駅伝
こんばんは。
小林鷹之です。
今年の正月はいかがお過ごしでしょうか?
それにしても、箱根駅伝は熱かったですね!!
優勝争いとシード権争い。
どちらも手に汗握る展開でしたね。
仲間が待つ場所へと、ひたむきに走り続ける若い選手の姿。
思わず感情移入して見入ってしまう方も多いのではないでしょうか 。
特に、中継所で襷を受け渡した後に、倒れ込む姿。
力を最後の最後まで振り絞った証。
もしもこれが1人だけの、 自分のためだけのレースだったとしたら、あそこまで追い込めるのでしょうか 。
勿論、約20キロをたったの1時間程度で走り抜くわけですから、 ものすごくしんどいんだろうと思います。
ただ、あそこまで選手が自分自身を追い込めるのは、 仲間の存在があるからではないか。
そう思わずにはいられません。
共通の目標を目指して、辛い練習を重ねてきた仲間たち。
レースに出られない仲間の分までも、そして、 次に襷をつなぐ仲間のためにも、一秒でも早くたどり着きたい。
そんな思いをひしひしと感じました。
陛下が今年の年頭所感で「絆」という言葉に言及されました。
箱根を見ていて、いつも感じるのは、まさしくこの言葉です。
信じる仲間との絆があるからこそ、
極限まで頑張れる自分がいて、
自分の可能性が引き出されて、
そして、強くなる。
人間はひとりだけだと弱い存在だけど、
仲間との関係の中で、いくらでも強くなれる。
「山の神」として名を馳せた東洋大の柏原竜二選手。
重圧とスランプに悩まされ続けた今シーズン。
見事走り終えた直後に彼が泣きながら口にしたのは、やはり仲間の存在の大きさでした。
明日から仕事始めの方も多いと思います。
仲間とともに頑張っていきましょう!